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つわりは治るの?

※この記事では『つわりがなぜ起こるのか』『つわりの対処法』についてお話ししています。

つわりは妊娠初期に始まり、この体調変化により妊娠に気づかれる女性も少なくないでしょう。症状の程度に差はあれど、ほとんどの妊婦さんが経験します。

「吐きづわり」「食べづわり」「眠りづわり」「よだれづわり」などがあります。
つわりは、一体どうして起こるのでしょうか?

つわりはどうして起こるの?

妊娠すると増加するホルモン(エストロゲン、プロゲステロン、ヒト絨毛性ゴナドトロピン)が脳の嘔吐中枢を刺激するからと言われています。
また、プロゲステロンは腸の動きを弱めてしまうため、吐き気や嘔吐が起こるとも言われています。

つわりがおさまるのは大体15−16週ごろで、これは胎盤が出来上がる時期と一緒です。(安定期とも言われていますね。)
この頃になると、妊娠初期に急上昇していたhCGというホルモンの値がピークを超えるため、つわりが落ち着くと言われています。
ただ、つわりの原因ははっきりとは解明されておらず、症状が長引くこともあります。

つわりは治るの?

つわりは妊娠時に起こる通常の変化なので、残念ながら特に治療はありません。
ただ、辛いときに行ってほしいことは3つ。

①無理をしないこと

②できることを、できるときにやること

③体を温めてあげること

この3つです。
なんだ、治療じゃないじゃないかと思われるかもしれませんが、これが最善の方法です。

つわりが起こる時期は、器官形成期と言って、赤ちゃんの大切な器官が作られる時期にも重なるので、薬の影響が気になる時期でもあります。
ですから、薬は飲まずに過ごせるなら、それに越したことはないと思います。
(もちろん、産婦人科医は薬を処方する場合は安全性の高いものを選びますが、どんな薬であっても、メリットとデメリットを必ず考慮し、メリットが上回る場合に使用するのが原則です。)

また、つわりの程度は体の冷えに関係しているとも言われています。
少なくとも体を温めることに害はありませんので、試していただければと思います。

つわりに漢方を使ってみる

漢方薬は、古来から女性の強い味方です。薬が必要であれば、漢方薬は選択肢の一つになります。例えば、下記のようなものがあります。

半夏厚朴湯:繊細で、ストレスなどで体調を崩しやすい人、冷え性の人

小半夏加茯苓湯、五苓散:体の水分が停滞している、胃のなかに水分が溜まっている人

乾姜人参半夏丸:飲んだり食べたりするとすぐに吐き出してしまう人

つわりが重症化した時には?

時に重症化するケースがあります。
水分が取れずに重度の脱水になったり、
母体や胎児の健康を害するほど栄養が取れなくなったり、ビタミンB1不足で脳に障害をきたしてしまうこともあります。
こうなる前に治療が必要ですので、つわりがひどいと感じる方は、かかりつけの先生にご相談ください。

まとめ

今回は、つわりについてと、その対処法や注意すべきことをお話しました。

大切なのは、つわりの時期に決して無理をしないこと
無理して飲んだり食べたり、無理して仕事に行ったり、無理して人に気を使ったり…
つわりの時期は、赤ちゃんにとって命綱の胎盤ができている途中の大切な時期です。
そして、お母さんの体が急激に変化している時期でもあります。

つわりには、必ず終わりがあります。
できるときに、できることをやっていきましょう。
職場などに言いにくい場合は、診断書や、母子健康連絡カードというものがありますから
担当の先生に書いてもらうように頼んでみてくださいね。

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