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更年期って何??

※この記事では、更年期の症状やその対策についてお伝えします。

10月18日から1週間は、世界メノポーズ(閉経)週間

更年期は、ホルモンバランスが大きく変動する時期で、心身の乱れに繋がりやすい時期でもあります。
風邪をひいた時のように咳やくしゃみ、発熱などの明らかな症状が出現するというわけではなく、
「最近、なんだか体調がすぐれないな」と思っていたら更年期症状だった、ということも少なくありません。また、日常を大きく障害する心身の症状が現れる場合もあります。

閉経・更年期とは

「閉経」とは最後の月経から1年以上月経が発来しない状態です。
そして「更年期」とは閉経の前後5年の時期をいいます。
卵巣からはエストロゲンというホルモンが分泌されていますが、
更年期では卵巣の機能は徐々に低下していくため、エストロゲンの分泌量も低下していきます。

エストロゲンはどんな働きをしているの?

エストロゲンは、女性の一生に大きく関わっています。

小児期から思春期へと心と体の変化をもたらす時も、
性成熟期での妊娠・出産の時にも、
肌や髪の潤いを保ったり、
心臓や血管の病気になりにくくしてくれていたり、
骨密度を保つ働きなどもあります。

更年期では、このエストロゲンの量が低下するので、様々な症状(更年期症状)が出現するのです。

更年期症状(障害)とは

更年期症状は以下の3つに大別されます。

①ほてりや発汗などの血管運動神経症状
②だるさ、頭痛、肩こり、冷えなどの身体症状
③不眠、イライラ、不安、抑うつ気分などの精神症状

主な原因はエストロゲンの低下ですが、それ以外にも加齢に伴う身体的変化や、環境的・心理的要因などが深く関わってきます。様々な症状が重なり合うことも多いです。
症状が日常生活を害するようになると「更年期障害」と言われるようになります。

更年期症状(障害)の治療は?

主な治療法には以下があります。

①ホルモン補充療法
②漢方療法
③心理療法

ほてりや発汗などの血管運動性症状がメインの場合には、ホルモン補充療法を行うことが多いです。
「不定愁訴」呼ばれる、多彩で変化する症状の場合には、全身の体質を整える漢方療法も有効です。
また、抑うつ気分などの精神症状がある場合には、心理療法や向精神薬などを使うこともあります。
この場合には、産婦人科だけではなく、心のエキスパートである心療内科や心理士によるカウンセリングなどを受けていただくことをお勧めしています。

更年期症状に似た病気

ほてりや発汗、だるさ、頭痛、不眠、イライラ、、
一見更年期症状のように見えても、違う病気が原因である場合もあります。それが「甲状腺疾患」です。
甲状腺は、喉のあたりにある臓器で、体温の調節や脳の活性化、新陳代謝などに関わるホルモンを分泌する臓器です。治療法が全く異なるので、この病気との鑑別はとても重要です。

また、月経不順は閉経・更年期のサインとなり得ますが、
不正出血と月経不順の区別はとても難しく、不正出血は子宮がんの症状である場合もあります
月経不順を自覚したら、婦人科を受診して異常がないことを確認してもらう事は大切だと思います。

最後に

更年期は、決してネガティブな言葉ではありません。
更新、更改、変更。つまり、新しくなったり、改まったり、変わることです。

更年期は、女性の人生のターニングポイントです。
これまでとは違ったメンテナンスや心配りが必要になる時期だと考えています。

一番大切なことは、ご自身の体の変化に、ご自身が気づいてあげることです。
そして、生活リズムや食生活、仕事など自分を取り巻く環境を見直してみることで、
心身ともに平穏でしなやかな状態を保つことができたら素晴らしいと思います。

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