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更年期のホルモン補充療法について(前半)

つらい更年期の症状…

皆さんは、更年期症状にはどのようなものがあるのかご存知ですか?

ほてり、発汗、イライラ、不眠、だるさ、、、

全ての女性に起こりやすい症状もありますが

それ以外にも更年期症状は多種多彩で

その症状は200種類以上もあると言われています。

全く同じ症状でお悩みの方はほとんどいらっしゃらず

外来ではお話をお聞きし、その方にあった方法を個別に探していきます。

更年期の治療

更年期症状の治療には

非薬物療法(運動や食事、気分転換、心理療法など)と

薬物療法(ホルモン補充療法、漢方など)があります。

今回は、その中の【ホルモン補充療法】について少し詳しくお話ししていきますね。

ホルモン補充療法ってどういう治療なの?

卵巣からは女性ホルモンが分泌されています。

加齢に伴い卵巣機能が低下すると

女性ホルモン、特にエストロゲンの量が減少します。

 

また、手術で卵巣を摘出したり

がんの治療等、放射線の影響で卵巣機能がなくなることでも同じように

エストロゲンの分泌量は減少します。

エストロゲンは、女性の心と体のバランスを保つために大切な働きをしていますので

エストロゲンが急激に減少することで様々な症状が現れます。

これを更年期症状と言います。

また、更年期を過ぎるとエストロゲン量が低い状態が続くので

心臓や血管の病気

性器や泌尿器の異常

骨粗鬆症

認知症

といった状態になりやすくなります。

 

主な原因はエストロゲンの減少や欠乏なので

これを適切に補充することで

更年期症状や、そのほかの疾患を予防・軽減することができるというわけです。

 

今日本で使われているのは、以下の4つです。

どの投与方法がご自身の体調や生活スタイルに合っているのかを

担当の先生とよく相談しながら決めていきます。

ホルモン補充療法の効果

エストロゲンが減少したことが原因で起こる症状は

ホルモン補充療法の効果が出やすいです。

ほてり、のぼせ、発汗などの血管運動神経症状は

効果が早めに現れることが多いです。

また、腟粘膜が萎縮することで起こる腟炎や性交痛にも効果があります。

骨粗鬆症予防・治療にも効果的です。

 

イライラや睡眠障害、軽度の抑うつ症状

脂質異常症、皮膚の萎縮にも効果があると言われています。

しかし、だるさや肩こり、頭痛、吐き気や食欲のなさ

尿失禁や、重い精神症状に対しては

効果が見られないと言われているので

ご自身の症状は、ホルモン補充療法の効果があるのか

それ以外の治療法が合っているのかについて

担当の先生とよくお話しして決める必要があります。

続きは後半で

後半は、ホルモン補充療法の副作用や

気をつけること、ホルモン補充療法ができる人・そうでない人などについて

お話しして参りますね。

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