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婦人科診察ってどんなことをするの?痛い?恥ずかしい?

みなさん、こんにちは。産婦人科医 どくとる・おいたです。
YouTube動画にたくさんのコメントをいただき、とても励みになっております。

ご質問の中で特に多いと感じたのは
若いご年齢、特に10代の方からの無月経・月経不順についてです。
そして、多くの女性が“婦人科診察に不安や恐怖を持っていて受診ができない”
という実態も見えてきました。

そこで、今日は婦人科がどんな場所なのか、どんな器具を使って、どんな検査をするのかをご紹介し、少しでもみなさんの不安を取り除くことができたらと思います。

産婦人科ってどんな場所?

みなさんのお近くに、産婦人科、婦人科はありますか?

産科では主に妊娠、出産や育児についてをフォロー
婦人科では、女性の体に起こりうるすべての不調・変化についてをフォローします。

 

若い方では以下に書いたような症状で受診されるかたが多いです。
月経不順、月経痛はもちろん

月経でなにかと困っている(出血が多い、イライラしてしまう、肌荒れなど)
避妊に失敗してしまった方
何となくお腹が痛くて不安という方
陰部がかゆくておりものが変だと感じている方

 

お悩みはひとそれぞれで、その他にもたくさんのケースがあります。
ひとりひとり、悩みはちがうんです。

婦人科診察ってどんなことをするの?

婦人科診察には次のようなものがあります。

  • 問診
  • 内診
  • 膣鏡診
  • 超音波検査

どんな診察か、一つずつご説明していきましょう。

 

問診

まず、問診です。

診察室に入っていただき、最初に私たち医師が行う診察です。

今困っている症状や、その症状がいつからでて、悪くなっているのかどうか。
きっかけがあったかどうか、過去にどんな病気をしたことがあるか。
ご家族の中に同じような病気をした人がいないかなど、いくつかの質問をさせていただき
どんな病状であるかを絞っていきます。

大体は、ここで診察がついてしまうくらい、問診は大切です。

うまく話せなくてもかまいません。
私たちがリードして、お困りの内容を紐解いていきます。

月経周期や不妊などでお悩みの場合は
月経周期を記録したものや、基礎体温表などがあると診察の助けになります。

内診

問診である程度病状を絞ることができたら、次は内診室に移動します。

これは診察台です。
わたしも、毎年子宮がん検診を受けているので、乗っています。

写真ではズボンをはいていますが
実際はズボンやスカートと下着を脱いで内診台にすわります。

座ると自動で動いて、このような状態になります。
砕石位といって、婦人科診察がしやすく、子宮や卵巣などの状態が正確に診察できる態勢です。

実際は、医師と患者さんの目線が直接合わないように(はずかしいですもんね💦)
カーテンが掛かっています。

 

内診とは、医師が片方の手の指を腟の中に、もう片方の手をお腹にあてて
子宮や卵巣に異常がないか、痛むところはないかを診察する方法です。
子宮筋腫や卵巣嚢腫などがあると、この内診でわかります。

また、子宮や卵巣に炎症がある場合(感染症や子宮内膜症など)
内診により痛みを感じるので、診断するための大切な情報となります。

 

腟鏡診

クスコ鏡という名前の器具を使います。

これで、腟の中や子宮の出口、出血やおりものの状態を見ることができます。
子宮頚がん検診のときは、これを使って子宮の出口を見て、専用のブラシでこすり細胞を採取します。

力をうまく抜けると、あまり痛くは感じません。

ただ、まだセックスをしたことがなかったり、出産前の方
また更年期などで腟粘膜が硬くなっているかたなどは痛みを感じることがあるので
心配がある場合は、遠慮せずに私たちに伝えてくださいね(^-^)

クスコ鏡にはいろいろなサイズがあるので
その中でも小さいものを使って苦痛を軽減することができます。

 

経腟超音波

細長い棒状のエコープローベを膣のなかにいれて、子宮や卵巣、骨盤の中をみます。

子宮筋腫や卵巣嚢腫などがあると、エコーではよく見え
内診よりも大きさや場所などが正確にわかります
また、内診では気づくことができない小さな病変も見つけることができます。

この検査も、まだセックスをしたことがないかた
出産前のかたは痛みをともなうことがあるため
代わりにお尻からプローベを入れてみる経直腸エコーも有用です。
気持ち悪いかもしれませんが、痛みは少なく、膣から見るのと同じように正確な診察ができます。

まだ中学生、高校生であれば、内診台には乗らず
お腹からのエコーで診察することもできますよ(^-^)

おわりに

いかがだったでしょうか?
診察や、それに使う器具のイメージはできましたか?

この記事で、皆さんの婦人科受診への不安を和らげることができたらうれしいです。

ご質問などがありましたら
当サイトのお問い合わせからか、Youtubeチャンネル内などからコメントをいただければと思います。

 

それでは、今回はこのへんで(*^-^*)♬

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